1月19日放送の日テレ系【ザ!鉄腕!DASH!!】に
東京湾で大量発生中の、通称”海の悪魔”…という
見出しがありました。
気になったので、今回はこの”海の悪魔”について
調査したいと思います!
東京湾で大量発生中の”海の悪魔”とは?
今回番組表の案内に以下の内容があります。
砂地はなぜかカニだらけ!その理由は…通称”海の悪魔”が東京湾で
大量発生し、”悪魔”に喰われそうになったカニたちが浅瀬に逃げて
来たからだった!
この内容から推察するに気になる言葉は…
- 『海の悪魔』
- 『東京湾で大量発生』
- 『カニを喰う』
ですね。
まずは、海の悪魔と検索すると割と簡単に2拓に
なります(笑)
それに加えて、2019年に大量発生しカニを捕食
する生物で条件を加えると…
ここから推測される生物は間違いなくタコです!!
(頭足綱・鞘形亜綱・八腕形上目・タコ目に分類される動物の総称)
実際にタコを釣っている方がいらっしゃったので、
参考動画に貼らせていただきます♪
↓↓↓
なぜ”海の悪魔”なのか?
なぜタコが”海の悪魔”と言われているのかを
調べると、どうやら欧米を中心にタコはかつて
【Devil Fish】直訳で悪魔の魚と呼ばれていた
ことに起因するみたいです!
その理由は旧約聖書(『レビ記』第11章)の
以下の記述があるからとのことで…
第11章12節
水の中にいるもので、ヒレやウロコのないものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。
というものです。
旧約聖書を用いるのは、ユダヤ教・キリスト教・
イスラム教なので、そこからかつては広くその
事実が知れ渡ったと思われます。
更に、中世の北欧発祥のモンスター【クラーケン】は
巨大なイカやタコが描かれており、海の悪魔としての
地位を確固たるものにしたと考えらえます。
とはいえ現代では、【Devil Fish】と検索しても
タコがすぐには出てこないので、今ではそこまで
”海の悪魔”としては定着はされていないみたいです♪
その儚い一生とは!?
タコは卵で増えますが、卵の大きさは種類によって
かなり異なります。
イイダコは、(飯蛸)と名前の由来にもなっている
米粒状の大きな卵を300~400粒産みますが、マダコは
長径2.5mm×短径0.8mmほどの小粒の卵を房状に産みます。
十数個の房を産むので、卵の総計は何と数万から十数万個
にもなります。珍味の塩漬けにした卵は、藤の花に見える
ことから「海藤花(かいとうげ)」と呼ばれています。
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(左:房状の卵塊 右:卵を守る母タコ)
母ダコは産卵後、卵に新鮮な水を吹きかけたり
ブラッシングをしたりして、およそ4週間もの間、
飲まず食わずで卵を守ります。そしてふ化する
頃に、母ダコは衰弱してその一生が幕を閉じます。
マダコの寿命は雌雄ともに平均1~2年、長くても
3年ほどいわれていて、案外短命です。
まとめ
東京湾で大量発生中の”海の悪魔”はタコでした!
その由来は中世ヨーロッパから来ており、意外と
儚い一生を送るということでした♪
とはいえ日本人としては、タコは美味しく頂ける
ものなので、今年はタコが安く手に入るかもしれ
ませんね(笑)
最後までご覧頂き、ありがとうございます!