2月14日放送のフジテレビ系【坂上どうぶつ王国】の
番組予告にて以下のような内容がありました。
犬の殺処分全国ワースト1位の香川県で、
不登校の少女がつづる動物の命の大切さを
訴える1冊の絵本をめぐる物語をお届けする
この中で、犬の殺処分が香川県で多いと知り、
その数や理由が気になり調べてみました!
犬の殺処分数ランキングとその数や推移について
います。
それによると、平成30年度で犬の殺処分数は7,687頭です。
平成28年度までが1万頭超でしたが、記録が公開されている
昭和49年度以降年々減ってはいます。
そして、平成28年度の犬の殺処分ランキングは以下になります。
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香川県がダントツですね(笑)
2位と倍以上ですので、現在も一番なのは納得できます。
そして特筆すべきは、ワースト5に四国の内3件が
ランクインしていることです…
香川県がワースト一位の理由
なぜ香川県がワースト一位なのかを考察すると、県からは
温暖な気候のため野良犬が繁殖しやすいと言っているそうで
確かにそれはあります。
飼い主不明の犬が多いという事は事実みたいですし、前項で
出したランキングを見ても下位の県は割と温暖な地域が
多いのも事実です。
しかしこの図を見て頂きたいと思います。
これは前年度(平成27年度)からの殺処分数を減らした
ベスト10です。
香川県はベスト6位に入っていますが、絶対数が多いので
単純に行政や愛護団体の活動努力が足りないのは明白です。
山が多いとはいえ、面積が小さいのでそれは努力で変わる
ことでしょう♪
犬の殺処分を減らす根本とは何か?
そもそも犬の殺処分が増えたのは、昔は日本も野良犬
だらけで、更には狂犬病が蔓延したため、野良犬の
駆除がされてたという経緯があります。
その後、バブル時代にはペットブームなどでペット
ショップがこぞって犬を完全に商品としか見なく
なったこと、更に命に対する人々の意識低下がこの
問題の根本にはあると思われます。
ペットショップに対しては欧米の様に子犬をショップで
売らない様にするか、子犬販売に対する法規制を設け、
売れ残ったからといって殺処分されることに歯止めを
かけることが必要ですね!
対して購入者側には、ちゃんと幼い頃から殺処分の現実や
命を扱う事の尊さや楽しさだけでなく、辛い事もあるという
教育を行うことがとても大事だと思います。
そのため今回の番組で取り上げる取り組みは、とても
良い事であると思いますので、是非チェックしてみ下さい!
まとめ
犬を含むペットの命は、むやみに奪われていいものでは
ありません。
そしてむやみやたら増やして物として扱うことも言語道断
です。
そうならない社会に変わっていくことと、ペット
ショップの存在が変化し、消費者の意識も変化する
ことを心から願っております。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!