現在全世界で猛威を振るっている新型コロナウィルス。
日本も例外ではなく、2月26日11時の発表で感染者数
136名、死亡者数7名となっております。
そんな中、政府が企業に対して出社をしないで
在宅勤務(テレワーク)を導入を要請し、重症者を
減らし、且つ、社会への影響を最小限にする取り組みを
試験的に開始しているものの、限界があるということが
分かってきている。
今後の社会形態を占う取り組み
そもそもインターネットが普及する以前は、仕事は
顔を見合わせてやるもので、全てが手作業であった
ので、当然、仕事をする=会社へ行くという図式が
当たり前でした。
しかし、インターネットが普及している現代では、
必ずしも職種によっては出社しなくても、在宅で
仕事が出来ることが増えて来ました。
実際、世界各国では在宅勤務が進んできている。
ただ、日本ではまだまだ、『会社へ行くこと』が
一つの固定概念となっており、悪天候や個人の
体調不良に関係なく出社することが常識化しており、
海外の常識からは逸脱したものである。
今回の政府の在宅勤務の呼びかけは、新型ウィルス
といくことがキッカケでしたが、今後の社会構造の
変革の一歩ではないかと個人的に捉えています。
在宅勤務の問題は何か?
個人的には在宅勤務になぜ取り組まなかったのかが
不思議ではあるが、問題点を拙いながら考察して
みました。
- 仕事の見える化が不十分
- 勤務時間が分かりづらい
- セキュリティ問題
以上の3点が大きな部分かと思います。
日本の多くの企業は、会社組織の体系化は表などで
しっかりできていることが多いですが、個々の
仕事の見える化はまだ発展途上の様に思います。
そのためバックアップ体制が不十分で、一人の
欠員が組織全体へ影響するという会社が多いのでは
ないだろうか?
次に、在宅勤務にするとどこからどこまでが勤務
時間なのかが分かりづらく、出勤時間の換算が
しにくいというものです。給料を多く貰いたい人は
仕事していないけど、しているように見せかけた
報告をするかもしれないので、管理が難しいという
問題でしょう。
しかし、これも前項目を解決していれば、仕事内容が
明確化されていて、それに対する報告の開始と終了を
計算すれば分かるかと思います。
最後にセキュリティ問題ですが、これは家で
どこまで会社の機密情報を取り扱うかという、
とても重要な問題です。
そのためには、PCは会社から貸与して厳重な
セキュリティ管理をしているものに限り、
尚且つ、Wi-Fi機器も独自セキュリティを導入した
安全性の高いモノを貸与するなどの措置が考え
られます。
しかし、それでも周りに監視の目がないため、
悪用された場合には、会社としての損失が大きく、
貸与ということは管理・維持費が相当数必要である
という問題もあります。
まとめ
今回、在宅勤務を導入したのは大手IT企業が多い
ですが、上記の様な問題に当たっているみたいです。
しかし、今こそが仕事に対する日本人の固定概念の
変革の時であると思うので、新型コロナウィルスが
キッカケではありますが、先行している企業の動向
にも注目したいですね!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!