3月25日放送のTBS系【その他の人に会ってみた】で
奇祭・カセ鳥が紹介されます!
私は日本人ですが、カセ鳥について全く知らない
ため、気になり調べてみました♪
『カセ鳥』とはどんな祭りなのか??由来は??
とりあえず、何も考えずにこちらの映像をご覧下さい(笑)
これが『カセ鳥』です!
どんな祭りかというと、
商売繁盛や火伏せを祈願するための行事
みたいです!
山形県上山市で毎年2月11日に開催される旧暦小正月の祭事で、
名称は「稼ぎ鳥(かせぎとり)」または「火勢鳥(かせとり)」
に由来しているそうです♪
祭の詳細は以下になります…
数人の若者たちが「ケンダイ」とよばれる藁蓑を身にまとい、
唐笠小僧にも似た妖怪「カセ鳥」に扮し、上山城前の焚き火を囲み
「カッカッカーのカッカッカー」と歌いながら踊り回る。
町の住民たちは踊っているカセ鳥たち目掛け、冷水を勢いよく浴びせる。
真冬の北国で冷水を浴び、ときにはその水が凍りつくこともあるという
過酷な状態の中、カセ鳥はなおも踊り続け、町へ降りてさらに踊り続け、
踊り終えたカセ鳥たちは、住民たちから酒や祝儀を振舞われる。
頭に手拭をくくりつけられることもあるが、これは商売繁盛の
呪い(まじない)とされる。
また水をかけられるのは、水商売の繁盛を祈る意味もあるといわれる。
上山地方では寛永年間(1624~1645年)からこの祭りが行われており、
1896年(明治29年)以降は途絶えていたものの、上山市でこの行事を
復活させようと活動が始まり、1959年(昭和34年)に再現され、
1986年(昭和61年)にはカセ鳥保存会が結成され、後に至っている。
また、かつては上山市だけではなく、日本全国で小正月に蓑を
かぶった者が人家を訪ね、このように「カッカッカ」と鳴いて
祝儀をもらうという風習があった。
引用:Wikipedia
とにかく、インパクト大ですね(笑)
因みに歌詞は以下です♪
カッカッカーのカッカッカー
カッカッカーのカッカッカー
望(もち)の年の祝いは
カセ鳥、カセ鳥、お祝いだ
カッカッカーのカッカッカー
カッカッカーのカッカッカー
五穀豊穣、火の用心
五穀豊穣、火の用心
カッカッカーのカッカッカー
カッカッカーのカッカッカー
カセ鳥、カセ鳥、お祝いだ
商売繁盛、万作だ
商売繁盛、万作だ
引用 : Wikipedia
なぜ藁をかぶるのか?なぜ鳥なのか?
ケンダイと呼ばれる藁をかぶって人が踊り歩く祭り
ですが、その姿をカセ鳥と呼ぶみたいですが、その
名前の由来は何なのでしょうか?
鳥とついておりますが、どう見ても藁納豆です(笑)
どうやらこの姿は、神の使いを表している
みたいです!
最初は藁を着た人々が各家庭を回り、願いを
聞いてあげる対価に酒や食べ物を貰う、という
祭りだったみていで、江戸時代のお殿様へも
数名で『御前カセ』なるものを披露していた
そうです。
それがいつしか、歌い踊り練り歩くようになった
と思われます♪
カセ鳥の語源の火勢鳥は、江戸時代に頻発する
大火のことを「まるで火喰い鳥が街を燃やすために
勢い良く舞い降りてきた」と称したことから来て
おり、それに水をかけることで火の用心として
捉えられるようになったと考えられます♪
何にしても、雪で閉ざされる国での楽しみは
少ないため、この祭りを盛り上げるために変化
したのではないでしょうか?
ハロウィンとの共通点とは?
初期の祭りのスタイルは、藁をかぶった異形の物が
各家庭を回り酒や食べ物をもらうという風習は、
秋田県のなまはげも同様ではあるが、一番この
形で連想するのは、ケルト文化発祥のハロウィンでは
ないでしょうか?
異形の物のコスプレをすることや、各家庭を
回って飲食物(お菓子など)を貰うという形は
ほぼ一緒ですね♪
違いとしては、それが神に由来するものか、
地獄に由来するものかによるものかということ
ぐらいでしょうか?
何にしても、場所は違えど同じようなことを考える
人が存在するという事ですね☆
まとめ
その姿から奇祭とされておりますが、日本の
ハロウィンのような祭り『カセ鳥』は、商売繁盛や
火伏の祭りでした!
その起源は、江戸前期から行われおり、神の使いを
現したものでした!
藁を被る訳などは不明でしたが、火の用心につながる
のでしょう☆
最後までご覧頂き、ありがとうございました!