3月28日放送のTBS系【ジョブチューン】で『Gメン』
について取り上げられます!
犯罪系の番組では必ず出てくるこの『Gメン』という
言葉は何処から来たのか?
今回はその謎を追ってみたいと思います!
GメンのGは何のG??
今回の番組でもそうですが、良く取り上げられるのが
万引きGメンですね。
というのも実は日本は世界で稀に見る、必ず世界3位に
入る万引き大国なのです…
それ以外にも麻薬Gメンや家賃Gメンといった形で
使われておりますが、このGメンのGは何のGかというと、
GovernmentのGです!
直訳するとGovernmentは政府で、Menは男性の複数系
なので、政府役人とでも言いましょうか。
実際のところ元々は、アメリカ合衆国の連邦捜査局 (FBI)
の特別捜査官の通称をG-manもしくはG-menと呼んで
おり、その後、FBI捜査官に限らず麻薬取締局取締官や
連邦保安官、連邦税務調査官など全ての『連邦』捜査官は
G-menと呼ばれおります。
日本では、警察官ではない特別司法警察職員・民間の警備員。
麻薬Gメン、公害Gメン、万引きGメンなどに派生して使われ
ており、本来の言葉とは変わってきている和製英語に近い
使われ方であるようです♪
由来はいつから??日本ではいつから使われている?
そもそも誰が使いだしたのか?何がきっかけか?は
諸説あるみたいですが、Wikipediaによると…
1933年に逮捕されたギャングのマシンガン・ケリーだったとも、
”Public Enemy No.1”として知られたジョン・デリンジャーが
1934年7月に射殺される直前に言ったとも言われる。
とあります。この時はFBI捜査官のことを指していて、
年代的には1930年代からアメリカで使われ始めたと
いうことでしょう!
では、日本ではどうかというと、明確な時期は分かり
ませんが、東宝映画で【にっぽんGメン】という
映画が1948年~1960年にシリーズ化で5作発表されて
おり、戦後すぐには言葉として使われていたみたいで、
警察ではなく刑事=Gメンという構図が出来上がった
と思われます!
そして世に浸透したのはTBS系テレビドラマで
1975~1982年まで放送された【Gメン’75】
シリーズではないでしょうか?
テーマ曲を聴くと割と知っている人は多いはず
です!
このように1930年代に出たアメリカで生まれた
『Gメン』という言葉は、戦後間もなく日本でも
使われ始めて、70年代から浸透したとう感じで、
どちらかというと刑事のイメージから、それに
付随する役割の人という形で浸透したのでしょう♪
まとめ
何気なく使っていた『〇〇Gメン』という言葉を
掘り下げてみると、1930年代にアメリカで生まれ
FBI捜査官を指す言葉で、そこから派生し戦後に
日本へ伝わり、日本では70年代にテレビドラマに
よって定着したものでした♪
日本は言葉を生み出すことに長けている分、今
使われている言葉についてよく知らないことって
多いですね(笑)
何にせよ、万引き大国の汚名返上を出来る日が来る
ことを願っております…
最後までご覧頂き、ありがとうございました!