5月31日放送の日テレ系【世界の果てまで
イッテQ!】の番組内容欄に気になるモノが!
日本古来の手品「和妻」
日本人ですが『和妻』というものがどんな
物なのか知らなかったので、気になり
調べてみました!
日本古来の手品『和妻』とはどんな手品?
『和妻』となどんなものかWikipediaによると…
和妻(わづま)とは、日本に古くから主に口伝で
受け継がれてきた伝統的な奇術の分野である。
手妻(てづま)、品玉(しなだま)と呼ばれることもある。
和妻に対して西洋の奇術のスタイルを洋妻(ようづま)
ということがある。
語源は「手を稲妻の様に素早く動かすから」である。
現代になって生み出された日本奇術は創作和妻、現代和妻など
といわれることがある
とされています。
どんなものなのか、実際に見てみましょう!
こちらは所謂、『胡蝶の舞』と言われる奇術です♪
因みに古来からの『和妻』は口伝なので、
口頭と実際に見せての相伝だったみたいです♪
実際にどんな演目があるのかを見てみましょう☆
胡蝶の舞 : 白い半紙を破って蝶をつくり、扇子でまるで生きているかのように空中を舞う。
袖玉子 : 着物の袖のような形をした袋から卵が出現したり消失したりする。
ヒョコ : 紙でできた人形がひとりでに動くという術。
お椀と玉 : 3つ~4つのお椀とお手玉を使う。いわゆるカップ・アンド・ボールの日本版。と
連理の紙 : 和紙を12片に切り分けるが、それらが瞬時にしてつながる。
釜抜け術 : 子供を釜に入れて鍵をかけ、脱出する術。
水芸 : 噴水術。
呑馬 : 術生きた馬を飲み込む奇術 など
引用:Wikipedia
水芸などは有名な『和妻』ではないでしょうか?
名称はともかくとして、見たことがあるのでは
ないでしょうか??
最近では外国のオーディション番組などで披露
されて、マジックショーとはまた違う独特な
雰囲気が人気ですね♪
『和妻』はどんな歴史があるのか??
再度、Wikipediaで調べてみると…
本最古の奇術書は1715年に刊行された『神仙戯術』である。
これには、ひょうたんがひとりでに動く術、つくりものの
魚に水中を泳がせる術などが紹介されている。
他には1725年の『珍術さんげ袋』、1727年の『続懺悔袋』、
1729年の『和国たはふれ草』などがある。
これらは身近なものを使った奇術を紹介している。
大規模な術を紹介しているものとしては1733年の『唐土秘事海』
(もろこしひじのうみ)や1784年の『仙術日待種』(せんじゅつ
ひまちぐさ)などが挙げられる。
江戸中期になると、手練技を解説した専門書もかかれるようになる。
1764年の『放下筌』や1779年の『天狗通』などである
つまり、江戸時代前期~中期には口伝
だったものが、一般人にも出来るように書籍と
して出されました。
ということは、それ以前にかなりの時間をかけて
完成されていたのではないでしょうか?
もしかしたら、戦国時代などには戦争のハッタリ
として用いられていたかもしれませんね!
また中国などでもお面の早替えなどがあるので、
そういった部分でいくと、色々な文化からも
流入してきた技術でしょう♪
因みに世界最古の奇術の記録としてはエジプトの
壁画で、紀元前2400年代らしいです!!
そして日本に本格的に『和妻』の原型としての
奇術が入って来たの、仏教伝来の時なので、
奈良時代の700年代みたいです!
ということは日本のマジックの歴史は約1300年
となりますね♪
まとめ
日本古来の『和妻』は元々口伝で伝えれた
ものですが、江戸中期には書物として一般
芸能に押し上げられたものでした!
そしてその歴史は700年代にまで遡り、
世界各地でも近い物がありながら、日本でも
独自で進化した奇術でした!
是非番組で、どんな演目に挑戦するのか
見ものですね!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!