7月7日放送の【開運!なんでも鑑定団】の
番組予告欄に以下の様な内容がありました!
市川猿之助の日本初<白茶碗>に超ド級鑑定額!
日本初の白い茶碗!?どういうこと??
どうやら今回、市川さんが持ち込むのが、
志野焼という技法の茶碗みたいで、それが
どいうものかを調べてみました!
志野焼の歴史やルーツは!?
そもそも志野焼とはどんな焼き物なのでしょうか?
志野焼(しのやき)は、美濃焼の一種で、美濃(岐阜県)
にて安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物。
赤志野や鼠志野などいくつかの種類があり、同じく
美濃焼の一種である瀬戸黒とともに重要無形文化財に
指定されている技法や、岐阜県の重要無形文化財に
指定されている技法がある。
引用:Wikipedia
実際に人間国宝の豊川豊蔵氏の作品を紹介して
いる動画もありました♪
そもそも志野焼とはどんな焼き物なのでしょうか?
歴史としては、室町時代の茶人・志野宗信が
美濃の陶工に命じて作らせたのが始まりです♪
岐阜県の可児市から土岐市にかけて産出する、
耐火温度が高く焼き締りが少ない五斗蒔粘土や
もぐさ土という鉄分の少ないやや紫色やピンク色
がかった白土を使った素地に、志野釉(長石釉)と
呼ばれる長石を砕いて精製した白釉を厚めにかけ
焼くそうです♪
これは抹茶碗を作っている方の動画です♪
志野焼の発祥は室町時代ということですが、
美濃焼の一種なので、美濃焼のルーツを探ると
平安時代に作られた須恵器から発展したもので、
この須恵器といのは日本で古墳時代から
平安時代まで生産された陶質土器(炻器)で、
青灰色で硬いそうです♪
須恵器を再現する方もいるみたいです♪
更にこの須恵器の起源はというと、朝鮮半島
(特に南部の伽耶)とされているそうで、
初期の須恵器は朝鮮の物と似ているそうです!
そこから日本で独自に改良されていったのが、
須恵器という美濃焼、志野焼のルーツです♪
志野焼の白茶碗は国宝級!?
今回番組で凄い値が付く志野焼の白茶碗ですが、
凄い値段がついたみたいです!
私は目利きが出来なので価値は分からないの
ですが、どうやら陶磁器で国宝になっている
2作品で、その内の一つが志野焼のもので、
それを見ると確かに少し似ているかも!
こちらが国宝・卯花墻(うのはながき)です♪
16世紀~17世紀に造られた名作で、恐らく
この国宝が作られたことに何か関係があるもので
あるため、凄い値が付いたのではないでしょうか?
今晩の番組を要チェックですね♪
まとめ
志野焼は岐阜県の美濃焼の一種で、その作品の
一つが、国宝陶器2作品の一つという超貴重な
ものです♪
そんな国宝と何か繋がりがある作品なのか、
気になるところですね♪
最後までご覧頂き、ありがとうございました!